VISAはケニアのモバイル決済エコシステムに参入する。

ケニアのモバイル決済エコシステムにおける競争が激化しそうだ。クレジットカード発行会社VISAは、ケニアのNIC Bank、Family Bank、KCBなどのいくつかの銀行とパートナーを組み、モバイル決済の競争に参加する。

VISAは多くの金融関連業者が参入するモバイル決済市場に大きく食い込むため今回新たな開発を行っているようだ。具体的にケニアをターゲットとし、M-PesaとBitpesaが競合となる。これまでのところ、市場は大きな割合でM-Pesaによって支配されいるようで、システムも非常にうまく動作しているようだ。

mVisaと呼ばれるこの新サービスは、顧客が銀行口座の資金へアクセスし店や人への支払いをすることができる。これは上記で述べたようにNIC Bank、Family Bank、KCBなどの地元の銀行とコラボレーションすることによって実現する。ここで気がつくかもしれないが、mVisaのサービスを利用する顧客は銀行口座が必要となってくる。UNBANKEDの多いアフリカなどの地域では銀行口座を持たずに自分の資金にアクセス、決済できるM-PesaやBitpesaのほうが有利に働く可能生もある。

mVisaは、国内最大の携帯電話事業者Safaricomとの連携により利用者はプロバイダーや銀行に関係なく資金へのアクセスが可能になる。店舗での支払いは、スマートフォンでQRコードをスキャンすることによって行う。高機能端末フィーチャーフォンの所有者は、店の電話番号を入力することで支払いができる。

すでにmVisaはインドでローンチされ、約3万人に利用されている。同社は2016年の終わりまでに、ウガンダ、ルワンダ、ナイジェリアなどのアフリカ地域をターゲットに事業を拡大していく予定だ。銀行口座を必要とするmVisaとUNBANKEDをサポートするM-PesaやBitpesaは異なるユーザーグループを対象として発展していくかもしれない。

参考元
themerkle.com


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