ノーベル賞受賞経済学者Joseph Stiglitz氏「米国はフィアットをデジタル通貨へと移行するべきだ」

ノーベル賞受賞の経済学者Joseph Stiglitz氏は1月17-20日までスイスにて開催されたWorld Economic Forumのセッション内で米国はフィアット通貨をデジタル通貨へと移行するべきであると発言した。さらに、フィアットを廃止しデジタル通貨を段階的かつ長期的に導入していくことはコストを上回る利益を持っていると述べた。

パナマ文書の公開はすでにわかりきった事を補足しただけでグローバル金融市場の不透明性欠如は変わらない。汚職、脱税、租税回避のためのグローバルな枠組みが存在している。また、この問題と全く戦う姿勢を見せないのは米国であり、その救済策の一つがデジタル通貨の導入であると説いた。

デジタル通貨を支持する考えを述べたJoseph氏だが昨年9月のLondon School of Economicsでは「ビットコインの用途は税務当局と規制を回避する事である。米国政府により規制または禁止にするのが効果的だ。」とビットコインに否定的な意見を述べていた。この際の彼の見解はビットコインのみに限られていた。

また、ハーバード大教授で経済学者Kenneth Rogoff氏はCNBCのインタビューで現金が脱税の理想的な道を提供しているとしてキャッシュレス社会の導入を支持している。

昨年11月、インドのモディ首相は汚職、脱税、テロを抑制するために高額紙幣を廃止する事で自国通貨を90%を排除した。

暗号通貨は匿名性が重視される事により犯罪に利用されるといった報道や見解が多く見受けらてきたが、徐々に変わりつつあるようだ。

世界中の中央銀行で独自デジタル通貨の発行が検討される。~キャッシュレスな時代へ突入するのか~

参考元
cryptocoinsnews.com
cnbc.com