無料ニュースサイト「salon」は広告ブロッカーを利用するユーザーに暗号通貨マイニングを依頼

米国のニュースサイト「salon」は収入源としてCoinHiveのMoneroマイニングスクリプトを活用するとしている。

CoinHiveは、JavaScriptプログラムがウェブサイトのバックグラウンドで動作しモネロをマイニングする仕組みである。これまで、悪質なハッカーがCoinHiveを利用し、グーグルのダブルクリック広告サービスやスターバックスのwifiにCoinHiveのコードを埋め込むことで、利用者のPCで同意なしにモネロのマイニングを行う事例が多く報告されている。これはユーザーの同意なしに動作される。

広告ブロッカーを利用するユーザーがsalonに訪れると、「広告ブロッカーを無効にする」という通常の要求に加え、「コンピュータの処理能力を利用して暗号通貨のマイニングを許可する」の選択肢が現れる仕様になっている。

salon.com

salonは広告収入に関する詳細ページで、ブロックチェーンに関して「技術的発見、進化、イノベーションの進歩に貢献する」とポジティブに触れている。ユーザーがサイトを離れた時点でこの機能は停止する。また、プロセス中にユーザーのプライバシーが完全に保護されていることを主張し、従来のWeb広告よりもユーザーからの情報が少なくなっていることにも言及している。

これまでユーザーの同意なしに暗号通貨をバックグラウンドでマイニングすることが問題となり悪い方向でのみ用いられていたが、今回のsalonのアプローチは斬新なもので今後このような収入源を持つ無料のニュースサイトなどが多く出てくる可能性もあるだろう。

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参考元
ccn.com