HashHubカンファレンス:大石哲之氏による、セカンドレイヤークロスチェーンが拓く新しい暗号通貨エコシステム

7月21日に開催されたHashHubカンファレンスで大石哲之氏は「セカンドレイヤークロスチェーンが拓く新しい暗号通貨エコシステム」というテーマでスピーチを行った。

我々が普段お金だとは思っていないが実はお金に相当するかもしれないものとはなんだろうか?

  • フェイスブックなどSNSの「いいね」
  • SNSアカウントのフォロワーからのメッセージの受け取り
  • 位置情報サービスで常に自分がアップルに提供している位置情報

これらは普段無料でやりとりされているが、実はお金に相当するのではないだろうか?暗号通貨を利用すればこれまで無料で提供してきた情報や気持ちのやりとりもお金という形で表すことができるかもしれない。未来の暗号通貨は現在我々の想像できない部分で使われることになるかもしれない。

大石氏は見えざる経済が存在し、将来その経済を発達させるにはブロックチェーンのレイヤーアーキテクチャが関わって来るという話をした。現在の法定通貨は見えざる経済でのやりとりには向いていない。

レイヤーアーキテクチャというのはアプリケーションを責務に応じたいくつかの層としてとらえる設計の方法である。

これからの暗号通貨では超少額決済(マイクロペイメント)、スマートコントラクトのスケーリング、クロスチェーンが重要なテーマとなってきそうだ。これらはそれぞれ異なったレイヤーでの開発となる。

マイクロペイメントでは超少額決済を可能にするためこれが実現すれば人々は「いいね」の代わりにビットコインで0.1円を送るなど気持ちの表現方法に変化が訪れるかもしれない。

スマートコントラクトがスケールすれば当たり前のようにスマートコントラクトが使われる世界となる。

クロスチェーンとは異なるブロックチェーンが相互作用することであり、これまで独立していたブロックチェーン同士が繋がり合い、ブロックチェーンのインターネットのようなものが構築される。

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暗号通貨に興味のある開発者や起業家そして投資家は現在見えていない経済に注目し、今後どのように立ち回るかの参考にすると良いかもしれない。

大石氏はバブル崩壊時こそ真にイノベーティブなものが誕生するとブログで話している。

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