SaxoBank、ビットコインETNを開始。投資家へ安全な暗号通貨投資を提供

デンマークのプライベート銀行、SaxoBankはビットコインETNの提供を開始する。ETNはExchange Trade Noteの略で「上場投資証券」または「指標連動証券」と呼ばれる上場商品である。他の債務証券のように、満期日があり、発行者の信用によってのみバックされる。ETFと同様に、価格が株価指数や商品価格等の「特定の指標」に連動する商品である。

SaxoBankは2017年ビットコインの普及が劇的に増加したと述べており、主にアジア市場でのトレードが要因であると考えている。また、投資家が資産を直接利用することなくビットコインを取引する手段を求めているという。ラテンアメリカ、ギリシャ、アフリカなどでのビットコインの使用率が高まっていることもあり、今後様々な市場に影響が出る可能性がある。

SaxoBankは顧客によるビットコインに対する関心が高まっていることから、今回ETNの導入に踏み切った。顧客は米ドルに対するビットコインの値動きを追跡するよう設計された2つのETNを利用できる。1つは「Bitcoin Tracke One」と呼ばれるスウェーデン・クロナで取引される。もう1つは「Bitcoin Tracker EURO」でこちらはユーロで取引される。どちらのETNもXBT Provider ABによって発行され、Nasdaq OMX(Stockholm)で取引される。

SaxoBankの市場責任者、Claus Nielsen氏は次のように述べています。「われわれは暗号通貨に関するの開発を厳密に追っており、Saxo戦略チームは急速な発展を遂げています。現在、Saxo Bankのプラットフォーム上にビットコインの動きを追跡する2つの新しい商品を追加しました。Saxo Bankの暗号通貨に対するアクセスの将来的な基盤を開発するため、これを利用しクライアント調査を行います。」

XBT ProviderのIRB責任者Ryan Radloff氏は、XBT ProviderのビットコインETNは現在、管理対象資産が2億ドル以上に達しているとし、これが需要の増加、価格の上昇の要因になると語った。また、あるデンマークの投資家は今回のETNは投資家がビットコインへのアクセスするのに最も安全な手段であると語っている。

これは米国以外の投資家がビットコインへアクセスを高める大きなステップとなるだろう。これまでにもSaxoBankは何度かビットコインの価格予想などを発表している。6月の分析では2027年までに100,000ドルに到達すると予想している。

参考元
thestreet.com