サイファーパンクとビットコイン

自分がビットコインや暗号通貨に取りつかれている理由をはっきり説明できるだろうか?多くの人が株式投資やFXの延長で手を出している。でも、もしかしたら気付かぬうちにあなたはビットコインのパワーに勝手に惹きつけられているのかもしれない。

暗号通貨はサイファーパンク達が作り出したものである。彼らについて知ることができればビットコインがもっと面白くなり、好きになり、応援したくなるだろう。

サイファーパンクとは

サイファーパンクとは、暗号を意味するCYPHERとPUNKを掛け合わせた造語であり、現在はオックスフォード英語辞典にも追加されている。

人体と機械が融合した社会を描く、SFジャンルのサイバーパンクを文字っている(ニューロマンサー、攻殻機動隊、マトリックス、アップルシードなどの作品が日本では有名)。
サイファーパンクの目的は暗号技術を利用して社会や政治を変化させることである。元々は非公式なグループがメーリングリストの対話を通じてプライバシーとセキュリティの確保を狙ったものだが、現在この活動は世界中で広範囲に渡る。

サイファーパンクは何を求めるのか

匿名性、偽名性

anomymos
プライバシーは電子時代の開かれた社会にとって非常に重要であり、政府や大企業のような巨大組織が我々にプライバシーを与えてくれるとは考えていない。

匿名による言論や出版はインターネット世界において非常に重要だと考えている。匿名で発言ができる選択肢を持てることは本当の言論の自由に繋がるとしている。

ジュリアンアサンジによって設立されたウィキリークスは高度な暗号技術を使って匿名でリークできるシステムを構築した。匿名投稿は自分が正義のために何かを暴露する場合、実名を伏せることによって後に身の危険が迫ることを防ぐことができる。

検閲、監視

camera
政府、警察、大企業などによる様々なものの検閲と監視を嫌う。アメリカ国家安全保障局(NSA)による個人情報の収集が、エドワード・スノーデンによって暴露されたことで我々全員が政府の検閲や監視と向き合う大きなきっかけとなった。

イーサリアムのリードデザイナーAlex Van de Sandeは『Emailは分散型のシステムをとるべきだ。我々は皆Gmailを使っている。NSAが君の情報をスパイしようと思ったら、運営しているたった一人の人間に話せば済んでしまう。イーサリアムのスマートコントラクトを走らせればそれはどこにでもあり、どこにも無いんだ。』と語っている。

BITNATION(ビットネーション)はイーサリアムを使って現在の統治システムそのものを変えてしまう可能性のある壮大なプロジェクトである。
Bitnation(ビットネーション)はイーサリアムを使って分散型でボーダーレスな国家をローンチする

我々は、文明を進めていくべき方向を決断しなければならず、全員がサイファーパンクとなって戦わなければならないのかもしれない。

その他にも様々な自由を彼らは求める。BITNATIONのようなビットコイン2.0系のプロジェクトの多くがサイファーパンクの求めるようなことを実現しようとしている。

ビットコインが何故サイファーパンクと関係があるのか?

bitcoin
ビットコインは、1998年にサイファーパンクのメーリングリストでウエイ・ダイが説明した『仮想通貨』のコンセプトを実現したものである。中央集権がなく、暗号学を利用して新たな通貨の形状を使おうと提案したものだ。2009年に暗号メーリングリストでサトシナカモトが最初のビットコイン仕様とコンセプトを発表した。暗号技術の利用により通貨を作り、法定通貨のオルタナティブとなる、まさにサイファーパンクの産物なのだ。

ビットコインはまだ始まったばかりの通貨であり、多くの活動家達の目にとまっていない。中央集権型である法定通貨とは異なり、分散型のビットコインが機能していることは物凄いことなのである。人々がビットコインのポテンシャルに気が付き、これを利用すればビットコイン側が逆に法定通貨を規制することだって起こり得る。

インターネットの成功は分散型を人々が信じたからである。多くの人は投資としかビットコインを考えていないかもしれないが、関係なく分散型というビットコインの魅力に取りつかれている人も多い。投資以外の観点からもビットコインを見れるようになると、暗号通貨に愛着が湧き、より楽しくなるかもしれない。ビットコインは未来の私たちの生活を大きく変えるパワーをもっている。

参考元
wikipedia.org
bitcoin.org
cryptorium.phoralis.net