分散型金融プラットフォーム「カウンターパーティー」は100万トランザクションを達成

2014年1月にビットコインブロックチェーン上に作成された分散型金融プラットフォーム「カウンターパーティー」は100万トランザクションを達成した。

カウンターパーティーは2014年1月に独自通貨XCPの作成を開始した。現在資金調達に用いられているICOとは異なりXCPはビットコインをバーンすることで作成される。また、バーンされたビットコインは1つのアドレスに保管されるがそれに対応する秘密鍵は誰も知り得ない。ビットコインの送金量により自動的にXCPが配布されるため現在様々な議論が起こっているICOとは異なり、創業者も含め公平性と透明性の高い配布方法となっている。

ビットコインブロックチェーンを利用することで高いセキュリティを確保し、イーサリアムで実行可能なスマートコントラクトをビットコインブロックチェーン上でも実行可能になっている。

カウンターパーティーコミュニティディレクターShawn Leary氏は「我々はこのユニークなシステムを継承し、スキャムをなくし私たちの分散型市場プロトコルを利用したプロジェクトが出現することを望んでいる」と述べた。

カウンターパーティーを利用した多くのゲームプロジェクトが出現

Leary氏はカウンターパーティーの飛躍と成長にインディーズゲームネットワークが欠かせないと語った。

この市場はカウンターパーティーに大きな影響を及ぼしている。まず初めに2015年にトークンセールが行われたSpells of Genesis、それ以降日本の暗号通貨ツイッター上を賑わしているレアペペや、1000万ドル以上の資金調達を行い2018年に発売を予定するAR(拡張現実)技術を利用したゲームAugmentorsなどである。

ゲーム以外にも多くのプロジェクトや個人がカウンターパーティーを利用する。カウンターパーティーはビットコインブロックチェーンのハッシュパワーによって保護されたスマートコントラクトプロパティーをもち、デジタル資産を誰でも作成できる仕様となっている。

例えば、FoldingCoinはアルツハイマー病、ハンチントン病、パーキンソン病、および多くの癌などの疾病の研究を支援するスタンフォードのFolding @ homeプロジェクトにコンピューティングパワーを提供する人へ報酬を与えることを目的としている。

日本の仮想通貨ブロガー達もカウンターパーティーで独自トークンの発行を行っている。堀江貴文氏がカウンターパーティーアセットを発行した際、ホリエモンカードはたったの2日で価格が10倍にも達した。
ホリエモンカード、たったの2日で価格が10倍に

ビットコインスケーリング問題への準備

カウンターパーティーチームは、どのスケーリング対応案にも明確な立場は取っていない。しかしながら、ビットコインコアを継続して実行していくようだ。

Leary氏はカウンターパーティーはネットワークフォークに対応する2つのルートを考慮していると語る。

もし、事前にハードフォークをサポートしている場合、新たなビットコインクライアントを利用してカウンターパーティーの新しいバージョンをリリースする予定で、特定のビットコインフォークが発生する前に、新しいビットコインクライアントに更新されたバージョンに切り替える必要がある。

また、事前に考慮していないフォークが発生した場合、旧チェーンの特定のブロック高でカウンターパーティーの残高を凍結し、示されたブロック高で新しいチェーンに移行する。この場合、ダウンタイムが発生することもあるが、そのプロセスはすべての人に明確に公表されるようだ。また、カウンターパーティーはビットコインブロックチェーンを通じて存在するため、カウンターパーティー自体にフォークが存在しないことを強調した。

継続的な改良

コアメンテナーのRuben de Vries氏とDevon Weller氏が率いる開発チームにより、カウンターパーティは依然として継続的に改善されている。現時点では、CIP(Counterparty Improvement Proposals)が2つあり、CIP 9とCIP 10が存在する。両方とも、ネットワーク上のトランザクションのコストを削減することを目指している。

カウンターパーティーDEXとXCPの需要は今後伸びるのか?

参考元
bitcoinmagazine.com