Bitfinex、2016年8月のハッキングで失った資金を債務トークンの発行により完済

暗号通貨取引所Bitfinexは2016年8月にハッキングで失った資金返済に使用したBFXトークンをすべて買い戻し、被害を受けたすべての投資家、ユーザーへ返済を行ったことを発表した。このハッキングによりおよそ120,000BTCが流出した。これは取引所の約36%の資金を失ったことになる。
この損失を補うためユーザー資産へ36%の損失が行われていた。代わりに発行したBFXトークで親会社iFinexの株式、またはBFXあたり1ドルのレートで取引が行われていた。

3月に入り株価の高騰、業績好調により、すべてのBFXを1ドルで買い戻し、トークンは破棄され取引は終了した。すべてのマージンポジションが清算された。トークンあたり1ドルであったBFXは2016年度の大半を0.49~0.65ドルで取引されておりハッキングにより失われた価値に至らないという見方があった。だが3月には0.89ドルに回復した。

Bitfinexは「すべての投資家、お客様の多大なサポートに感謝しています」と述べた。

2016年8月のハッキングによりビットコインの価格は大きく下落、ビットコインを基軸通貨として動く暗号通貨市場全体が急落した。また多くのビットコイナーは第二のGOX事件と予測しただろう。そんな中Mt.GOXとは違い、ユーザーと向き合い債務トークンの発行により完済したBitfinexの姿勢は評価されるだろう。

参考元
coindesk.com