ビットコインライトニングネットワークのテストトランザクションが開始される

価値を移動する際に最も力を発揮できるものはビットコインだろう。インターネットさえあればどこにいても、どこへでも送信が可能だ。しかし、近年、取引量の増加によりネットワークが混雑し、通常10分のトランザクションに時間がかかってしまったり、手数料が増加していることが問題となっている。今年8月にはセグウィットがアクティベートされ手数料問題は大分緩和されたが、取引所やモバイルウォレットでは依然セグウィットの導入が行われておらず高い手数料がかかってしまう。ビットコインの平均取引手数料は、2017年1月に約0.69ドルであったが、12月には28ドル以上に増加した。

そこで、ビットコインコア開発者たちは取引手数料を大幅に削減し、即時取引を実現するLightning Network(LN)の開発を進めている。

ビットコインライトニングネットワークは、本質的な分散型システムであり、ユーザーは、ブロックなしで1つまたは複数のトランザクションを行うためのトラストレスマイクロペイメントチャネルを設定できる。

これらのチャネルは、ビットコインブロックチェーンの外部に作られる。しかし、支払いチャネルがクローズされると、チャネル間で発生したトランザクションは、単一のトランザクションとしてメインのブロックチェーンネットワークにブロードキャストされる仕組みだ。したがって、実行されるマイクロ・トランザクションの数に関係なく、チャネルがオープンされる時とクローズされる時の2回のみブロックチェーンへのアクセスが行われる。これによりブロックチェーンの負荷を大幅に削減する。

現在、ACINQ、Blockstream、Lightning Labsという3つのチームが独立してLNの実装に取り​​組んでいる。彼らはそれぞれのシステムがビットコインのメインネットワークでの支払いテストを完了したことを発表した。さらに、これらのテストは、3つすべてにおいて相互運用性を達成した。

Webサイトを使用して、テストネットビットコインLNトランザクションを試すことが可能だ。

LNの様子は上記の動画より確認できる。

今後LNの実装によりUnbankedな地域や自然災害に対する寄付など、最もビットコインの威力が発揮できる分野への導入が行いやすくなっていくだろう。

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参考元
bitcoinist.com