オーストラリア、過去16ヶ月間で家計費の支払いに400万ドル相当のビットコインが使われる

オーストラリアのスタートアップLiving Room of Satoshiはオーストラリア国内の税金や家賃、電話代、保険などのあらゆる支払いにて、暗号通貨を対応させるサービスを提供している。サービスはBPAYと呼ばれる決済システムとリンクして処理され、オーストラリア国内では45,000もの企業がこの決済メカニズムを採用している。BPAY以外にも銀行振込も行える。現在ビットコイン以外にDASH、ETH、XMR、LTC、ETCでの支払いも受け付けている。
DASHがオーストラリアのスタートアップLiving Room of Satoshiにインテグレート

2014年5月にローンチしてからおよそ20ヶ月で100万オーストラリアドル相当の支払いが処理され、さらに2016年1月から2017年4月の20ヶ月間では400万ドルまで成長した。現在の登録ユーザーはおよそ1,100名でほとんどがオーストラリア国民であるが稀に海外ユーザーも存在するようだ。

オーストラリアでのビットコインに対する課税問題

オーストラリアはビットコインフレンドリーな国として知られているが暗号通貨はバーターであり通貨として認められていない。また、2000年に売上税が廃止されGST(the Goods and Services Tax / 財・サービス税)10%課税が導入されたことにより、ビットコインを使用する際、購入する商品とビットコインに対して二重に課税が行われているのだ。

しかし、政府はおよそ1年前にこの二重課税の廃止を国家予算案のリストにあげており、先週新たな声明が発表されフィンテックアドバイザリーグループと共にこの問題に取り組んでいることが確認された。オーストラリアでのビットコインの取引量は世界12位となっており多くのビットコインATMも設置され徐々に知名度も上がりつつあるようだ。さらに電気代も安くマイニングによるビットコインへのアクセスも行いやすい。

今後この問題も解決され知名度が増すことでビットコインでの支払いがより一層増加することになるかもしれない。

日本でも昨年、暗号通貨取引所coincheckの運営を行うレジュプレス株式会社による「coincheckでんき」によりビットコインによる電気代の支払いが可能となった。ビットコイナーとして今後、日常生活における多くの支払いがビットコインで行えるようになることを願う。

参考元
news.bitcoin.com
bitcoinist.com